支部リポート Vol.77
浜松市の「ソラモ」で『TENNIS PLAY&STAY』が開催
ここはJR浜松駅から遠鉄電車の新浜松駅に向かう通称「ソラモ」と呼ばれているイベントスペース。フェンスで囲った3面ほどの小さなテニスコートで、小さな子供たちがラケットを握り、ネットを挟んでボールを打ち合っている。ボランティアスタッフたちも混じって楽しそうにテニスをする姿に、行き交う人々もほほえましく見ている。
日本テニス協会が推奨する『TENNIS PLAY&STAY』は、初めてラケットを握ったその日からラリーやゲームを楽しむことができるプログラムで、通常の4分の1ほどのミニコートで、柔らかなスポンジ制のボールとミニラケットを使って行う。浜松市では10年以上前から年に7~10回ほどこの活動を実施しており、毎回、多くの子供たち(基本は2歳児~低学年が対象)が参加している。
同イベントを主催しているスポーツ会社代表の青山さんは「ここは通りすがりにフラッと来て、面白そう!と始める子供たちがほとんど。まずはテニスに興味を持ち、楽しさを実感してもらうことが大事ですね」と話す。何回か来ているうちにもっとやりたいと近隣のテニスクラブに入り、本格的にテニスを始める子供や、その中には浜松市のジュニア強化選手になっている子供もいるそうだ。
リピーターも多く、第一回目に幼稚園児だった少年は、中学2年生になった今も参加して楽しそうにラリーをしていた。また、子供の頃に参加してボランティアスタッフになった青年もいれば、「いつかお父さんと一緒にテニスができればいいなと連れてきているお母さんも。
予約は不要でラケットも無料で貸し出ししてくれるので、子供に気軽にテニスを体験させてみたいという親御さんにはぴったりのイベントではないだろうか?
ソラモでは、次回7月1日(土)に予定されているので、興味のある方はぜひ覗いてみてください。
リポート/静岡県支部リポーター ペコちゃん