支部リポート

支部リポート Vol.98

大会運営スタッフに感謝して



会場へ荷物を運ぶ

ネットの高さを測る

受付業務

受付業務

各コートに設置するスコア表など

試合結果の張り出し

試合後のコート整備

 私は昨年、大会シーズンの初めに腰椎椎間板ヘルニアを発症し、約4ヶ月間テニスができない日々を過ごしました。毎年参加していた大会にも出ることができなかったため、支部の「大会運営スタッフ」のお手伝いをすることになりました。 これまでは選手として当たり前のように参加してきた大会ですが、自分がスタッフを経験してみて、その大変さを痛感しました。と同時に、運営に携わる方々の支えなしでは、大会は成り立たないということを再認識しました。こうした自身の経験から、今回は「大会運営スタッフの仕事」をリポートしました。

 2023年8月30日(水)、ソニー生命カップ第45回全国レディーステニス大会青森県大会が、新青森県総合運動公園テニスコートにて開催されました。
 スタッフの集合時間は7時45分。ディレクターは自宅に保管している大量の荷物を車に積んで会場まで運び、駐車場から大会本部までは台車を使って何度も運びます。その後、スコア用紙やボールを入れたカゴをコートに設置し、OPのホワイトボードの準備、本部の準備、選手受付、参加賞の配布、開会式の準備と息つく暇もないほどの忙しさ。これに加えて、すべてのコートに得点板を準備し、高さを確認してネットを張らなければなりません。支部役員だけではとても手が足りないため、今年度から大会ごとに担当サークルを決め、ネット張り等のお手伝いをしてもらうことになりました。

 コートの準備が整うと試合前のアップ、それが終わるといよいよ開会式です。
 試合が始まるとやっと一段落しますが、それもつかの間、試合を終えて報告に来る選手の対応と、貼り出したドロー表に結果の記入をしなければなりません。その間にも空いたコートに入れる試合を決めたり、コンソレの組み合わせを決めたりと、次々にやることがあります。
 お昼は空いている人から順番に手早く済ませ、また持ち場に戻ります。全ての日程が終了し選手の皆さんが帰る中、荷物の片付けと施設の掃除をしてやっと長い1日が終了。
 スタッフにとっては、試合が無事終わって片付けが済んだこの時間が一番ホッとするひとときです。
 今大会では、特別協賛のソニー生命の方々も大勢来場され、終日、お手伝いしてくださいました。試合が終わるとさっとコートに行き、手早くブラシがけをする姿はお手の物でした。このように私達が大会に出て安心して試合を行えるのは、たくさんの方々のサポートがあってこそなのだと心から思います。
 これからもあらゆることに感謝の気持ちを忘れずに試合に参加したいと思います!

リポート/青森県支部リポーター ちーちゃん