講習会リポート
長崎県支部講習会リポート
7月9日(土)に長崎県の平和公園市営庭球場で長崎県支部主催の技術講習会が開催された。本部からは梅原幸恵指導員が参加し「ダブルスの戦術」を中心とした講習が行われました。
「本支部では平日にお休みが取れない方や非会員の方々も参加しやすいように土曜日に講習会を企画しました」とは県支部担当者の平山成美さん。
梅原幸恵講師のテンポよい指導のもと、「緩急」をテーマにしたレッスンには、8名の非会員を含む総勢50名が参加しましたが、「指導員がカットボレーやバックのハイボレーなど、失敗しているときは大体どうなっているか?」を伝えると、あちこちで『あぁー!』というリアクション。思い当たる節があるんですね。さらに股関節の使い方やラケット面等々、、細かいアドバイスをもらうたびに、全員が一斉に同じ姿勢で真似をしていたのが印象的でした」と平山さん。各コートではレッスンで習ったことを試したり、また日頃うまくいかないことを指導員に質問したりと、楽しみながらもとても真剣に取り組んでいました。
以下は講習内容詳細です。
テーマ/緩急―ゆっくりな配球の展開から早いテンポへ切り替え
①ボレーで前衛の足元にあえてゆっくりしたボールを落とし、動きを封じるパターン
②上がってきたロブをカットでロブボレーして、ストレートの展開にするパターン
③ネットに出てボディに入ってきたボールにサイドスピンをかけ、再度に逃がすパターン
④スマッシュ、ハイボレーの強化→コートの外に抜けるように打つ
●梅原指導員より
力強いボールが打てる方が多かったが、強い速い展開の中に柔らかいボールが混じる事で相手の動きを封じ、それによって最後のスマッシュやハイボレーが際立つと思う。皆さん、とても勉強熱心でコートを回っている時もたくさんの質問を受けた。とてもテニスを楽しんでいるので、私もとても楽しく指導することができました。
また、以下は参加者の感想です。(ABCの3クラスから2名ずつ)
●Cクラスの皆さん
*カットボレーからの組立、ボレー(膝、腕を使って緩く前衛の手前に返球)、ハイボレーの返球(股関節を使って)サ-ブの起動を考えて打つなど、試合の実戦に役立つ内容で、とても楽しかった。実戦で使う事ができるように頑張ろうと思う。
*ダブルスの戦術というテーマで、どういうことをするのか、というのをしっかり聞いて理解して、目と足と手を動かしたつもり…が。なかなかうまくいかずではありましたが、勉強になった。
●Bクラスの皆さん
*講師の方が明るく、気さくな方で、緊張がほぐれました! 指導も、実演をまじえてだったのでわかりやすかったです! 今日一日楽しくて、あっという間だった。
*梅原指導員はとても親しみやすく、またわかりやすい指導内容だった。教わったことを実戦にり入れて、今後の試合に活かしていきたい。
●Aクラス
*カットボレーや普段意識しないでやっていたボレーでの足の動きなど、パワーだけではなく緩急の意識の大切さを実感した。今後、継続して習得していきたいと思えるものばかりだった。
*試合の中での展開のパターンだけでなく、打つ場所が持つ意味なども教えていただいた。これからの練習で試して自分のものにしたいと思うことがたくさんあり、とても充実した時間だった。梅原講師にもまた教えていただきたいです。