講習会リポート

山形県支部技術指導講習会リポート


準備体操①

準備体操②

指導風景①

指導風景②

指導風景③

指導風景④

全員集合

 4月11日(火)、山形県総合運動公園テニスコートで山形県支部主催のテニス技術指導講習会が開催された。講習会の参加者は山形県支部会員等約60名で、本部からは岡川恵美子理事長と井上明里指導員が参加した。インドアコートを4面使って1コートに14人前後が入ったが、指導員の手際よい進行とコーチングの上手さで、充実した講習会だった。
【講習会内容】
テーマ:年齢を重ねても使えるテクニック、試合で起こりうる状況の対処法
① ストロークデモ/打点の位置、力を入れるタイミング、身体の使い方、フットワークのワンポイントアドバイスを行う。
② 球出しでストローク/その場でフォア・バック、バック→フォアと連続で打つ。
③ コーディネーショントレーニング/ボレーの感覚、手の感覚とフットワークの感覚を掴むために、ラケットを使用せずにペアでボールキャッチ、ラケットを使ってのボールをキャッチ、ボレー×ボレーを行う。
④ 球出しでボレー反復練習/通常の位置でボレー反復練習、ネットより前にラケットを出して前で取る練習。
⑤ デッドゾーン(講習会中はプレイゾーン)での対処方法/ストローク練習、ダブルスでの立ち位置の確認、ライジングショット、ロングボレーの使い分けの練習。
⑥ ダブルスのポイント形式の練習。

【井上指導員の感想】
 参加者の皆さんはとても向上心が強く、少しのアドバイスですぐに質の高いボールを打てるようになる方が多かった。講習会で良かったと思うものを反復練習し、実戦に生かして欲しい。上達の秘訣は何よりもテニスを楽しむことなので、今後も支部役員や会員の皆さんと共に「テニスを楽しむ事」をサポートしていきたい。山形県支部役員は審判資格を全員取得しているという意識の高さに驚いた。

【講習会参加者の感想】
●ポイントを押さえた指導が分かりやすく、4時間があっという間の講習会だった。
●ボールを飛ばすのは力ではないこと。また、ネットのどの辺りの高さを通すかを実演していただき、目からうろこだった。自分の打ちたいボールを打てるようになると、ゲームの楽しさが広がると感じた。
●普段行わないストレッチから始まり、コーチの方々の的確な指導付きのデモンストレーションやボールキャッチでボレーの感覚の取得、普段ペアにならない方々との試合など、すべての練習が新鮮でとても良かった。
●コーチのバランスの良い打ち方を参考に、今後は技術+体幹や空間認識も鍛えたいと思った。
●六十肩で不安もあったが、高齢者の為のテクニックも教えて頂きとても参考になった。80歳の現役もいらっしゃるとのことで、テニスは生涯スポーツだと再確認。指導員の綺麗なフォームと正確なストロークに圧倒され、見習いたいと思った。
●質問にもその場ですぐに答えていただけたが、他にお聞きしたいことがたくさんあったので前もってアンケート取ってもらえると良かった。
●久々にお会いする方々もいてとても楽しい会だった。少しでもレベルを上げてこれからも長くテニスを楽しみたいと思った。

 なお、本講習会では『カムバックキャンペーン』を実施し、しばらく女子連から離れていた方々にも参加していただき、大盛況のうちにお開きとなりました。