35周年記念国際親善女子テニス大会 報告
日 程:2016年6月15日(水)〜17日(金)
会 場:東京 昭和の森テニスセンターインドアコート
1位:日本 2位:韓国 3位:米国
今年度の日韓親善女子テニス大会は、35周年を記念し、アメリカチームが新たに加わり、3カ国で盛大に行われました。
韓国は選抜されたミセスのトップ選手、日本チームは2015年のクレスト大会の各カテゴリーの優勝者。アメリカチームは、皆さん米国で長く生活され、元プロプレイヤーを含め、多方面からテニスに係わるお立場の愛好家です。
日韓米3チーム、女子ダブルス3組によるリーグ戦は、2タイブレークセット ファイナル10ポイントマッチタイブレークで行われました。
梅雨に入ったインドアコートは蒸し暑く、一日に2試合という過酷なスケジュールの中、年齢を感じさせないたたかい振りを披露してくださいました。
結果は、若干平均年齢の低い日本チームが勝利! 試合内容はどの試合も白熱したものでスコア以上に内容の濃い試合が繰り広げられ、観客の大きな拍手が響わたりました。
試合後は、対戦チーム同志でテーブルを囲み、女性同士の気兼ねない、なごやかで楽しい時間を過ごしました。また、翌日は3カ国の選手、及び応援団、役員、国を越え、立場を超えてのミックスダブルスを行いました。
テニスを愛する仲間として素晴らしい国際交流ができ、今後の発展を約束する大会となりました。
来年は韓国での開催となります。
今後ともより充実した大会が各国の友好の元、末永く続くよう一層の努力をして参りますので、皆様のお力添えをよろしくお願い申し上げます。
最後になりましたが、今大会の後援であります、一般社団法人東京都テニス協会、ご協賛、ご協力頂きました各企業、たくさんの応援団とともに来日してくださった韓国女子テニス連盟、参加を快くお引き受けくださったアメリカチーム、日本チームを支えた頼もしい応援団、懐かしい友達の顔を見にいらしてくださった仲間達。全ての皆様に心より深く感謝申し上げます。
樗木 聖 日本チーム監督コメント
初めて参加させて頂きましたが、本当に素晴らしい大会でした。
プレースタイルの違い、テニスファッションの違い、テニスの環境の違いなどとてもいい勉強になりました。
また親善面では歓迎会や親睦試合もとても楽しく、歓送会では通訳の方を交えて家庭環境やテニス事情を話している中、日本と変わらないご家庭のご様子を伺った時には選手たちも一気に親近感が増しているようでした。
競技面では、日本チームはホームというプレッシャーもあったようですが、本当に頑張ってくれました。
こんな素晴らしい大会に参加する機会を与えて下さった会長をはじめホスト国として大会運営にご尽力頂いた役員の皆様、ありがとうございました。
李 順五 様 韓国チーム監督コメント
たびたび来日しておりますが、来るたびにとても綺麗で環境も整っていて素晴らしい施設にご招待下さってとても感謝しております。
去年は残念な事にペイ会長が亡くなり沈んだ状況でしたが、チョン会長が新しく入ってくれた事で、また一丸となって動き始める事ができてたいへん嬉しく思っています。
今年は日本側の企画でアメリカチームが加入し、内容的にも充実してすごく面白かったです。日本の選手が一生懸命なのを私達も見習わなければいけないと感じています。若い選手も出てきているので我々も年代別に作戦を練らないといけないと思っています。
飯田会長には選手だけでなく、会長役員にも細かい配慮をして下さいます。、また故ペイ会長とも家族のように接して下さり、日本の会長というだけでなく我々の会長とお慕いし感謝しています。
韓国にも大きな大会がありますが、この日韓親善大会の選手に選ばれるのは名誉な事なのでみんな一生懸命です。
日本側のスタッフ、理事役員の皆様が選手に負担がかからないように、また我々にも細かい配慮をして下さった事に心から感謝しております。
井上誠子 様 アメリカチーム監督コメント
この度は 「お里帰りを兼ねて 気軽に」 と、お招き下さった飯田会長様のお言葉を真にに受けて、私共は 気軽に参加させて頂きましたらとんでもない! 女子連の方々のお心のこもった素晴らしい日本流オモテナシに、感謝、感激いたしました。
先ず、歓迎会での日韓選手の踊りや、お手製の贈り物の数々、ラッフルの沢山の品々・合唱・お料理など等、大変良い思い出が出来ました。
翌日の 各チームの熱の入った試合! 最後のタイブレークでの決戦!素晴らしかったですね!
韓国語が出来ないのが残念で、もっとお話したかったです。
これからも、この素晴らしい大会が末永く続きますよう、心より願いながら、感謝と御礼の言葉とさせて頂きます。
国際親善委員会 委員長 西野 栄
委 員 三嶽 紀子
藤村 百鈴