Japan Ladies Tennis Federation

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 第15回全国親睦テニス講習会『サエラ』 2022 新潟 リポート

2022年6月30・7月1日(木・金)
長岡希望が丘テニス場

 6月30日(木)と7月1日(金)の2日間に渡って、新潟県長岡市で「全国親睦テニス講習会サエラ」が開催された。
 「3年前、当支部での開催を依頼された時は、五里霧中で何をどうすればいいのだろうという不安しかありませんでした。その後、コロナの為に2年間持ち越しとなり、重い荷物をずっと抱えているようでしたが、大会開催資料などをいただき、指導委員長の樗木様に何度も問い合わせをしたりして、少しずつ具体的な準備を行っていきました」とは開催地の新潟県支部副支部長、小林かをるさん。
 蓋を開けてみれば、新潟県はじめ青森、岩手、富山、長野、岐阜、茨城、千葉、神奈川、そして静岡、遠くは広島県からの総勢110名という予想を超える多くの参加があり、対戦マッチの作成などは嬉しい悲鳴だったという。「当日は予想外の猛暑となり、参加者の体調に気を配りながらの2日間だったが、当県支部役員総出の協力で、故障者を出すこともなく予定していたスケジュールを無事に終えることができた。役員一同やり切った達成感があり、テニスの楽しさをお伝えすることに何とか協力できたと思う」と話す。
 以下は、イベント終了後の参加者からのコメントです。

★初めて参加するサエラにドキドキ。猛暑だったが、すぐに試合に生かせそうなわかりやすいポイントレッスンを集中的に行ってもらい、最高だった。2日目は、会場のあちこちで初日に知り合った方々とフレンドリーに話をする姿が見られ、「サエラのテーマ」である「テニスを通した輪の広がり」を実感した。佐藤直子プロのエキシビジョンマッチには拍手喝采。暑さの中を頑張ってやり切ったことが自信になった。楽しくて思い出いっぱいのサエラに、また参加したいと思った。(岩手県支部 60代)

★2015年に青森でサエラが開催された時、こんな親睦大会があることを初めて知り、今回は旅行好きなので、佐渡観光を目的に参加させていただいた。嬉しかったのはお隣の岩手県の方がたくさん参加されていたこと。開催支部の新潟の方にもたくさん声をかけていただいき、暑かったけどとっても楽しかった。(青森県支部 60代)

★初参加のサエラは猛暑だったが、指導者の樗木指導委員長や勝見プロ等のアドバイスはとても勉強になった。プロペアとのエキシビジョンマッチは新潟代表のペアが勝利して、大盛り上がり!こんな試合を間近で見ることができて感激だった。親睦マッチもとても楽しく参加してよかった。本部役員の皆様、新潟県役員の皆様、暑い中ありがとうございました。(新潟県支部 60代)

 続いて、講習内容と指導委員会の樗木委員長のコメントです。

講習内容(樗木指導員)
●1日目 テーマ ストローク(センターロブからの展開)
1)球出し センターロブからショートクロス
2)センターロブを講師がボレー返球したものをショートクロスへ
3)センターロブからのポイント形式

●2日目 テーマ サーブ・リターン
1)サーブはコースを狙って打とう!! コースを狙う時の目印。
2)セカンドサーブをアプローチにしてネットプレーにつなげる。スピン系・スライス系それぞれのアプローチからファーストボレーに入る留意点。

講習内容(勝見指導員)
●1日目 テーマ ボレー(ロブボレーを使いこなそう!!)
1)山なりボレー対ボディに返球ボレーラリー
2)ボレーボレーで1・2球目はボディへ、3球目は山なりボレー
3)ダブルスの前での平行陣対平行陣で形式で行う。

●2日目 テーマ ストローク(短いスライスと長いスライスで後衛を揺さぶろう)
1)短いスライス&長いスライス対長いスライスラリー
2)ダブルス雁行陣から1を使ってパターン形式

樗木委員長コメント
 3年ぶりの開催となった今回のサエラには県内外100名を超える皆さんにお集まりいただき、親睦マッチと講習会の中で、少しでも良いものを身につけようと取り組んでいたのが印象的でした。講師陣(勝見&樗木)も少しでも実戦に役立つ講習をと考え、2日目は佐藤直子プロのゲスト参加もあり、エキジビジョンマッチとレッスンで盛り上げてくださいました。このサエラはレベルや年齢など関係なく、いろいろな方とペアになり対戦しながら交流を深め、講習会で学んだことにも即チャレンジできる、そんな楽しさがあります。今までには経験したことのない暑さの中、この内容をやりきった皆さんは本当に凄い!来年は香川県でお会いしましょう!!

佐藤直子さんからのメッセージ
 私は当日、午後からの参加でしたが、女子連の皆様は暑い中、朝からずっとテニスをされていました。そのことに驚いたのと、そのテニスへの情熱に感動しました。
 誰もが歳を重ねても、いつまでも動くことのできる人間でいたいと思うはずです。そのためにも、テニスを続けることは、楽しくボール追いながら、相手との駆け引きを楽しみながら、体を鍛えていることになります。
 私もできるだけ毎日、少しでもテニスをすることを心がけています。健康のためは勿論ですが、テニスが大好きだからです。
 テニスは「深い」ですものね。毎日いろいろな発見があります。そして何よりも楽しいのはテニスの仲間です。何でも言い合える、気の置けない仲間達との交流は、テニスが私にくれたプレゼントです。  サエラの皆様も、私のテニス仲間の輪の中にいます。ありがとうございました。

開催風景


初日集合写真
2日目集合写真
  エキシビションマッチ
勝つぞ!! VS志津ちゃん 長岡花火万歳!
エキシビションマッチその②
「ようこそ」新潟へ! VS直子さん
酒なら負けません(^-^)
樗木指導員の講習風景
役員集合!