「普及指導委員会審判部門オンライン講習会」リポート
2月17~20日の4日間、審判部門が主催する「オンライン審判講習会」が計8回(各60分)にわたり開催された。田中信子氏(A級レフェリー)と藪野容子氏(A級レフェリー)が講師を務め、各支部からのべ700名近くが参加した。「審判員は取りしまりではなく、選手の皆さんが楽しく気持ちよく試合できるようお手伝いをする」という審判の心構えをふまえての内容で、審判員と参加者の皆さんの熱意が伝わる講習会であった。
POINT!
【講習会の内容】
●テニスルールについて
・試合で起こるQ&A
●競技規則について
・ヒートルール
・メディカルルール
・セルフジャッジの5原則
・大会に関わる選手・審判員のマナー
・2025年度JTAルールブック主な改正点
講習の後半で、各支部から寄せられた事前質問に対して、網島洋子審判部門長が回答した。現場によってさまざまな問題や疑問が持ち上がるが、どんなケースでも「両者に公平にジャッジをすることが大事」であることを共有した。2025年度の大会行事の開催にあたり、審判員や運営の責任を再確認した有意義な講習会であった。
![]() |
![]() |
過去の研修会・講習会