研修会・講習会

 「全国レディース大会運営オンライン講習会」リポート


オンライン講習会

オンライン講習会

小泉副会長

岡川講師

西久保講師

大畑全レ委員長

PC画面

 5月20日(火)から29日(木)の計6回(各60分程度)に渡り「全国レディース大会運営オンライン講習会」が開催された。同講習会は、全国レディース都道府県大会など各支部で大会運営に関わるディレクター、レフェリー、審判員などを対象としたもので、岡川恵美子氏(JTA- B級審判員、A級レフェリー、公認審判認定員)、西久保貴美恵氏 (第46回全国レディース全国決勝大会レフェリー、JTA- B級審判員、B級レフェリー)が講師を勤めた。のべ約280人が参加し、通常のルール講習会とは違い、ルールブックにあるルールに準ずるだけでなく、どんなことに気を配ることが大切なのか、どう工夫したらいいのかなどのことを質疑応答形式によって解説した。

 以下は5月28日(水)20時(参加者予定55名)の講習会の流れである。
1)2025ルールブックを参考に大会運営、ディレクター・レフェリー任務について確認
 ・大会要項に記載することが重要
2)事前に参加者より聞き取りした質問に対し応答
 ・熱中症対策:選手の安全を考えしっかり準備する、JTAやJSPOの熱中症大会案内を要項につけて選手に注意喚起、RUが選手を観察して事前把握する
 ・雨の中断:足元が危ないかどうかが判断基準、毎朝レフェリーミーティングでRUの雨の場合の手順を確認
 ・雷の時:安全確保最優先
 ・メディカルタイムアウト、メディカルトリートメント手順
3)質疑応答
4)フェアプレイの推進確認

 参加者からは「各支部にそれぞれのやり方があるので、参考にしながらうまく取り入れて運営に生かせるといいと思った」「熱中症対策、ヒートルールの各支部対応について、エントリーを増やすための対策等の事前の質問に対する意見交換もあり、各支部の対策や西久保レフェリー、岡川理事氏からの意見も伺えて意義のある講習会だった」などの感想が寄せられた。


「普及指導委員会審判部門オンライン講習会」リポート

 2月17~20日の4日間、審判部門が主催する「オンライン審判講習会」が計8回(各60分)にわたり開催された。田中信子氏(A級レフェリー)と藪野容子氏(A級レフェリー)が講師を務め、各支部からのべ700名近くが参加した。「審判員は取りしまりではなく、選手の皆さんが楽しく気持ちよく試合できるようお手伝いをする」という審判の心構えをふまえての内容で、審判員と参加者の皆さんの熱意が伝わる講習会であった。

POINT!
【講習会の内容】
●テニスルールについて
 ・試合で起こるQ&A
●競技規則について
 ・ヒートルール
 ・メディカルルール
 ・セルフジャッジの5原則
 ・大会に関わる選手・審判員のマナー
 ・2025年度JTAルールブック主な改正点

 講習の後半で、各支部から寄せられた事前質問に対して、網島洋子審判部門長が回答した。現場によってさまざまな問題や疑問が持ち上がるが、どんなケースでも「両者に公平にジャッジをすることが大事」であることを共有した。2025年度の大会行事の開催にあたり、審判員や運営の責任を再確認した有意義な講習会であった。


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