Japan Ladies Tennis Federation

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テニスの普及と指導

東エリア研修会報告

ファミリーエンジョイテニス

講 師 溝口 美貴(JLTF指導委員)  


    ※2011年のマニュアルに90分・120分メニューを追加
    ※マニュアルに沿って90分メニューを溝口講師より説明


事前の準備
・場所は基本的に2時間取ることが必要
・ミニコート1面に対し5~6名
・担当コーチ2名(リーダーを付ける)
・子供のグループ分け(年齢、性別等で事前に出来ればする)
・備品の準備(コーン・笛・フラフープ・風船・かご・新聞紙他)

メニュー前の15分
・挨拶、紹介
・注意で4つの約束をする
 ①水分補給(気分が悪くなったら休ませる)
 ②順番を待つ時はラケットを振り回さないで胸に抱える
 ③打っている人のそばに寄らない(危ない事を知らせる)
 ④道具を大切にしましょう
・写真撮影(最初にすませる)
・体操(必ず行う、指導者のまねをさせる「ミラー」なども)

前半[コーディネーションメニュー]
①走るメニュー ②投げるメニュー ③ラケット遊びメニュー各メニューは8分移動を含め30分
・親と子、双方がまねの仕合をしたり一方にならないよう工夫する
・コーンなど道具を使う
・親御さんこがいない場合は必ずコーチ他が相手をする
・子供同士がぶつからないように配慮する(年齢差に注意)
・成功した時は褒める(ハイタッチなど)
・ゴルフやサッカーのゴールなど変化をつける


別の大会と一緒でも、無理のない範囲で支部で考えてやって欲しい。
《武正理事長》
埼玉支部にて娘は孫と母と子の大会に、私は孫と一緒にファミリーエンジョイテニスに参加した。
子供達の元気な様子となごやかな雰囲気が良かった。子供達のテニスの底辺拡大になると思うし、家庭での親子の会話も楽しくなりそう。本当に楽しい一日だった。

《飯田会長》
各支部もたくさんの行事で忙しく大変で、ファミリーエンジョイテニスにかかわる暇がないと考えているかもしれないが、少し考え方を変えてみてはどうかなと思い意見を言わせてもらった。

〈茨城〉
毎年手間がかかって大変だが、子供の笑顔や保護者からのねぎらいの言葉に担当者は楽しくかつ充実すると言ってくれる。子供と遊ぶという気持ちでスタッフもいて欲しいし、家庭でもプレゼントしたスポンジボールで親子で遊んでもらいたい。茨城では講習会の後もテニスをしたい子は、スポーツ振興協会開催のスポンジボールのちびっこ講習会に参加してもらっている。とにかく堅く考えず、子供達の笑顔に励まされ、子供達を励ましながらやりがいのある有意義な事だと思って頑張りましょう。


日程はいつが良いか
〈宮城〉
日程について悩んでいる。親の仕事を考えて土・日が良いのか、帰省する人が多い時が良いのか。
いつが一番参加者が多くなるのか知りたい。

〈福島〉
7月末、夏休みに入ってしばらくしてから。各地区持回りで行うが、地区により集まらない場合もある。

〈群馬〉
7月下旬。今年はコートが取れず8月上旬予定。

〈栃木〉
8月。今年は7月に体育館で実施予定。

〈神奈川〉
8月上旬、屋外であったためとても暑かった。今年の希望は6月であったが、9月上旬に体育館で行う予定なので暑さは心配。

〈千葉〉
7月下旬、今年は8月上旬予定、暑さが心配だが、テニスコートでテニスをさせてあげたいと考えた。
茨城支部の話は良いなと思う。楽しかったその後の受け入れ態勢、紹介が出来ていないのが残念。

〈北海道〉
10月。11月にも講習会をしたので、10月のファミリーエンジョイテニスの参加が少なくなったが、2回続けて来てくれた方もいた。当支部は以前から同様のものを年2回行なっている。
今年はファミリーエンジョイテニスを2月に実施したいが、良いのか。

《大畑普及委員長》
5社のご協賛会社があり、報告書の提出・作成があるので、できれば10月までに終わって欲しい。
しかし、年間を通じていつやってもかまわないし何回やっても結構です。


ファミリーエンジョイテニス実施後の要請で、何度か行なった支部はあるか
〈青森〉
青森市のみで実施しましたが今年は弘前・八戸・・青森の3市で行う予定。また、青森市の母親の初心者 講習会を女子連が手伝っている関係で、ジュニアラケットの購入をきっかけに市にジュニアレッスンを 依頼したところ引き受けて頂いた。市と女子連が協力して夕方5時からレッスンが出来たのはファミリー エンジョイテニスのおかげと思っている。教室終了後の受け入れは個人のコーチやクラブにお願いして、 テニスが続けられるようにしている。

《飯田会長》
富山支部が同様にして大きな活動になっている。母と子の大会がきっかけで市の協会とつながり 大きく広がった経緯がある。きっかけ作りとして行っている方向性が良いと思う。


開催してみてどうだったか
〈山梨〉
ファミリーエンジョイテニスのやり方は、保護者にとても良かったと言ってもらえた。
課題は、子供が兄弟で参加した場合、役員が仮親になると子供が嫌がったこともあり、親子のペアでの時間は短い方が良いかと思った。

〈山形〉
中学生大会を止め数年前から小学生大会だけにしたが、親子でテニスをしている方も減り、今年はファミリーエンジョイテニスだけにした。6月に体育館で行う予定。
山形はとても暑く、10分位で子供が飽きるため、サッカー等をとり入れて飽きさせないように工夫している。今から声かけも始めるつもりです。

〈秋田〉
コート1面につき何人位が適当か。参加料は支部で決めて良いか。保険はかけているか。
スポンサーによるバッチのような参加賞は?

《岡川指導委員長》
人数については、安全性等考えるとなるべく少ない方が良いと思う。ミニネットがあれば半面に2個、後ろが広いと4個セットできます。多くても5~6組位が適当、今日の講習会は9組で行うが多すぎる。待ち時間が多いと子供は飽きる。ネットを使わなくてもできるゲーム性のあるものを実施マニュアルにも書いているが、これらを行うならもう少し多くても大丈夫と思う。

《司会》
ファミリーエンジョイテニスのマニュアルは総会で配ってあるので、活用をお願いします。
保険は支部でかけてください。参加料は各支部自由です。
参加賞は委員会で配布しているスポンジボールをご活用ください。



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